NPO法人子どもの森づくり推進ネットワーク

「全国集会&研修会2023」活動レポート(2日目)

開会式

2日目の「全国集会&研修会」の開催にあたり、主催者とご支援いただいております日本郵政グループ様からごあいさをお願いしました。

●主催者あいさつ:(一社)さいたま市私立保育園協会 大野 智子会長

●ご協賛会社ごあいさつ:日本郵政(株)広報部 小林鈴子様

基調講演

全国集会2023では、かねてより切望していた、玉川大学教育学部教授 大豆生田啓友先生に基調講演をお願いすることができました。テーマは、全国集会のテーマに沿った「子どもの森づくりと保育-持続可能な社会づくりに向けて-」ということでお願いしました。期待どおりの素晴らしい、本当に学びの多い内容でした。

(大豆生田先生の主なご講演項目)

・SDGsは日常的に豊かな保育が基盤

・保育におけるSDGsのアイデア帳

・事例紹介

 *事例① 1歳児Hくんの事例から学ぶこと

 *事例② 身近な生き物との出会いを通して「いのち」を考える

 *事例③ のっぱらプロジェクト

・日本の保育と園庭 

・日本の子ども中心の保育の園庭4つの類型

1)運動誘発型園庭

2)自然環境型園庭

3)コーナー型園庭

4)森の保育

・保育者が持続可能な社会を学ぶ場「ぐうたら村」

-保育者が持続可能な社会を学ぶ場-

・持続可能な社会と乳幼児期から生態系や多様ないのちの視点へ

・「共主体」(co-agency)の保育 ・「環境による保育」に、「環境教育」の視点を

パネルディスカッション

基調講演を受けて、テーマを深堀りするパネルディスカッションを実施しました。パネラーには、以下の方々にご参加いただきました。北海道教育大学教育学部  岩見沢校アウトドア・ライフコース  教授  能條 歩先生(オンライン)、田園調布学園大学大学院  人間学研究科准教授 仙田 考先生、浦和ひなどり保育園園長 丸山和彦先生、三茶こだま保育園園長 石田亜由美先生、コーディネーターは子森ネット清水が務めました。

パネルディスカッションのテーマは、「幼児期の環境教育~SDGを指針として~」としました。テーマの中でも議論となったのは、「環境教育」と「自然体験活動」は違うのかという論点で、様々な積極的な発言がありました。

短い時間での議論ですので結論には至りませんでしたが、パネラー共通の認識として、幼児期の自然体験活動においてもっとも大切なことは、「センスオブワンダー」に象徴される感性に訴求する体験活動であること、そしてその体験こそ、持続可能な未来をけん引する次世代の子どもたちの「環境の心」の基盤となることでした。

乳幼児期の環境教育については、大豆生田先生のご講演からも示唆的なご発言をいただきました。これからの自然体験活動において、とても重要なテーマですので、JP子どもの森づくり運動では、これからも様々な機会で議論を深めてまいりたいと思います。

「園庭緑化運動」2023年度の活動

今回の全国集会には、JP子どもの森づくり運動の参加園以外の方にもご参加いただきました。ここでは、「園庭緑化運動」プロジェクトコーディネーターである田園調布学園大学大学院  人間学研究科子ども人間学専攻 准教授 / 国際校庭園庭連合日本支部代表 仙田 考先生から、新年度のモデル園募集を目的に、「園庭緑化運動」のそもそもと、2023年度の活動計画についてお話しいただきました。

「保育防災アクションマイスター認定講座」2023年度活動発表

「保育防災アクションマイスター認定講座」講師である消防庁防災アドバイザー ㈱タフジャパン 代表取締役 鎌田修広氏から2023年度の3期受講生(園)の募集を目的に、認定講座の概要と新年度の活動についてお話しいただきました。

アンケート

終了後、会場参加、オンライン参加の方々に、次回開催に向けてアンケートをお願いしました。

参考のためにご紹介します。(無記名)